ちょっと遠出して、私達は装備を整えた。アップルグミにオレンジグミの回復アイテムの補充は完璧っ!
ハーレイからもらったイヤリングをお守り代わりに装備して、武器の手入れをする。
牧場の警備は厳重になっているだろうと予測していた私達は、二手に分かれて侵入する事に。
囚人の人々救出と、頭を潰すチームだ。
何でか知らんが、クラトスは妙にクヴァルを倒すチームに入りたがってたのは、気のせいじゃないと思う。
だっていつも突っ走るロイドをいさめる発言がないし、何よりクラトス自身が焦っているように見えたし。
そんな彼の要望にロイドは彼をクヴァルを倒すチームに入れた。・・・えらい嬉しそうでしたね、クラトスさん。
私はリフィルとしいな、ジーニアスの囚人救出チーム。
そして、ロイド率いるクラトスとコレットのクヴァル撃退チーム。
・・・私も撃退チームに行きたいんだが、何にせよ足手まとい、相手はあのクヴァル。・・・・ちぇっ。
「じゃあ、後でねっ!」
「気をつけてね、焦るなよ、ロイド、クラトスっ!!」
そして私達は別れて行動した。見張りの目をかいくぐり、時にはへち倒し、またカメラを時折容赦なく破壊して、セキュリティをリフィルが解除し(しいなは妙に感心していた)どんどん先へと進む。
そして、やっと囚人達が閉じ込められていた牢屋(?)を発見!
見張りは近くの部屋に閉じ込めた。もちろん奇襲して(オイ)
ざっと牢屋を見回すと、よくわかんない機械がいっぱいあって、リフィルはすぐさまそれをいじった。
その奥、転送装置みたいなものもあって、淡い光を放っていた。
おそらく、クヴァルのいる制御室とかに続いてるのだろう。
シュンッ
牢の光のバリヤが消えて、歓声にも似た声がどっと響いた。私はそれを見て、転送装置を見た。
私はリフィルに声をかける。
「ねぇ、リフィル、あのさ・・・」
私は自分で考えた作戦(?)とやらを伝えてみた。
リフィルに「あなたって・・・変な所で根に持つ性格してるのね・・・」と呆れられた。
・・・まあ彼女に作戦実行の許可が出たので良しとしよう。
私は、まるで悪役みたいな怪しい笑みを浮かべた。
・・・待ってなさい、クヴァル!
私を怒らせた事を、三途の川の向こう岸で後悔させてやる!!
―――――――――――――――――――
「所詮は劣悪種。実に愚かですね」
制御室に姿を見せたロイドに、クヴァルは嘲笑した。
「・・・くっ!」
「クヴァル様!!」
転送装置から一人のディザイアンが現れた。
ロイド達は増援かと思ったが、そのディザイアンはロイド達を見向きもしないで真っ先にクヴァルの元へ向かった。
「何事ですか、騒々しい」
「はっ、実は培養体が脱走を・・・」
声から判別するに、女らしい。しかしこの女ディザイアンはトレードマークの槍を持っていない。
コレットは顔を上げ、首をかしげた。どこかで聞いた事のあるような声だと思った。
報告を聞くとクヴァルの顔色が変わった。苛立ちの色だ。
「小賢しい真似を・・・」
「それだけではございません。ここに来る際、多くの同志が何者かによって倒されていました。
話を総合すると、たった一人の人間、それも若い女に倒されたそうです」
それにクヴァルはぴくりと反応した。クラトスはじっとその女ディザイアンの話に聞き入っている。そして、奇妙な違和感を感じた。
「それは・・・本当ですか?」
「はい、それによるとその女とは・・・」
そして、女ディザイアンの身体がバネのような動きを見せた。
あろうことか、その女ディザイアンは上司に牙を剥いたのである。
「このような姿で!」
女ディザイアンは四肢を捻って、手甲のついた拳で裏拳を放った。
「このように攻撃し!!」
この裏拳をクヴァルは後ろに向かって大きく跳躍し、簡単に避けられてしまった。しかしこれはフェイント。
すぐに間合いを一気に詰めて、その腹を横殴りに蹴りつける。
「があっ!?」
力、スピード、共にキレがある蹴りであった。クヴァルは腹部を押さえて、膝をついた。
からんっ
そして女ディザイアンはディザイアンの印とも言える兜を脱ぎ捨て、ほおり投げる。
「こぉんな顔をしてましたよぉ? クヴァル様?」
たっぷりと嫌味をこめて。「私」はディザイアンの服をまといつつ、笑顔で言い放った。
―――――――――――――――――――
「!? どうしてここに・・・」
そう、いきなりクヴァルを攻撃した謎の女ディザイアンこと、私、は制御室にいた。
私はえっへんと胸を張って説明する。
「牢屋からこの部屋につながってたんだよ。んでディザイアンの服を着てだまして。
まあ、前けっこーメタメタにやられたからその復讐って感じ?
あ、他のみんなも捕まった人を逃がしたら、すぐ来ると思うよ」
そう伝えると、一気に不安と心配事がなくなったのかロイドとコレットはほっとした顔になった。
そして改めてロイドはクヴァルに向き直る。
「観念しなっ! クヴァル!!」
「・・・フン、まあいい。そのエクスフィアをユグドラシル様に捧げれば、疑惑も晴れる・・・」
疑惑? それに・・・何だ、ユグ何とかって。
ばちぃっ!!
「ぎゃっ!?」
び、びりっときました。びりっと・・・。
これは雷か・・・麻痺したらヤバいな。こりゃ。
「ロイド、早めに勝負つけて! 持久戦はこっちが不利!!」
「ああっ!!」
ロイドが私の指示に従い、走る。回復係のいない今、ちょいときつい。さっさと倒さないと・・・。
「降雷撃っ!」
クヴァルが杖を掲げ、振り下ろす。頭上から雷が降り注いだ。
ロイドはそれを避けずに立ち向かい、走る。直撃はしていない。
「うおおおおっ!!」
いけ、ロイド!
ざんっ!!
間合いを捉えロイドは駆け抜けた。風のように。そのスピードを殺さず、剣先がクヴァルの胸を斬り裂く!!
「馬鹿なっ・・・!?」
クヴァルの胸から血が吹き出た。驚愕して後退する。
「やったぞ、母さんの仇を・・・・っ!」
手を震わせロイドがつぶやいた。それにクラトスはフッと笑みを浮かべた。
今まで見たことのないくらいに柔らかい表情だ。そして小さくつぶやいた。
「・・・ありがとう」
「へ? ・・・ああ、こっちこそ!」
ロイドはきょとんとしたが、笑みを返して返事をした。
・・・クラトスもディザイアン、いやクヴァルに大切な人を奪われたのかな?
でも、あえて聞かないことにした。言いたければ本人から言ってくれそうだし。
「おのれぇ・・・劣悪種が・・・だがっ!!」
げ! この野郎はまだ!?
「危ない、ロイド!」
コレットが叫んでロイドを庇うように割り込んだ。とっさに出たコレットの背中に光が直撃する。
「このっ・・・!!」
怒りのあまり殴りかかりそうになるが、それより早くクラトスがクヴァルを斬りつけた。
「その劣悪種の痛み、存分に味わえっ!!」
さらにクラトスは容赦なく斬りつける。
「地獄の業火でな!」
ざんっ!!
下から斬り上げる斬撃にクヴァルは耐え切れず、どさりと倒れた。完全な致命傷だ。
クラトスの表情、見えないけど雰囲気でわかる。びりびりとして、すごく怖かった。
味方なのに寒気がしたくらいだ。
「コレット!!」
コレットの傷はそれはひどいものだった。私がこんな傷を折ったら気絶するだろう。しかしコレットは・・・。
「コココココレット!? うわ、痛そう・・・じゃなくて! しょ、消毒!? いや先生、ファーストエイドー!!」
「落ち着いて、。大丈夫、痛くないから」
・・・・・は?
痛く・・・・ない? この大怪我が?
私が呆気に取られていると、煙とともにしいなとリフィルが姿を見せた。
「みんな避難させたよ! ・・・ってどうしたんだい!その怪我!!」
「ファーストエイド!」
リフィルが間髪入れずに杖から癒しの光を放った。
コレットの傷を包み、その傷を塞ぐが完治までには至らなかった。
「みんな・・・聞いてくれ」
神妙な声でロイドは言った。
「今、コレットには感覚がないんだ・・・」
ロイドは我慢できないと言った口調で苦々しく言葉を吐いた。
「眠ることも食べることもできないで、熱さも寒さも感じられなくなって、もう涙も・・・」
え・・・!? そ、そんなっ・・・!?
「ちょっ・・・じゃあ天使になるって・・・」
ロイドはうなずいた。
「天使になるって、人間じゃなくなるってことだったんだ」
全員が息を呑んだ。
天使。翼を生やし、キセキを生む・・・。
この時、私の中で天使というものを始めて理解できた気がした。
つまり、天使というのは生物の一種、ハーフエルフと人間、種族の一種なのだと。
「・・・ともかく脱出しましょう。話は後でいいわ」
リフィルの提案に全員が従い、私たちはアスカード牧場から脱出して、ついでに牧場を爆破した。
―――――――――――――――――――
一旦アスカードに戻ると私たちは宿に戻ってコレットを休ませた。
「まず食べられなくなって、次に眠れなくなる。そして感じなくなる・・・か」
「どうにかならないのかい?これじゃあコレットがかわいそうだよ・・・」
・・・うーん、重い空気になってしまった。無理もないけど。
「そういえば、姉さん。ピエトロさんはどうするの?」
あー、そーいえば。いたな、そんな人。忘れてた(おい)
「そうね、・・・マナの守護塔に行きましょう。“ボルトマンの術書”に何か方法があるかもしれないわ」
「それでクララさんも元に戻るかもしれないよね。・・・もしかしたらコレットも」
少しだけ希望が生まれた発言に、みんなの雰囲気、空気が明るくなる。
「あ、封印もあるんだよね。どうする?」
私はコレットを見た。コレットは弱々しく微笑んだ。
「わたし、天使になる。封印をとこう」
「本当にいいの?」
コレットはうなずく。ロイドとしいなは納得できない様子であったが、それはみんな同じだと思う。
コレット本人が嫌だと言わないとどうにもならないから。私は渋々ながらもコレットの意志を尊重した。
―――――――――――――――――――
マナの守護塔。高い。でかい。首が痛い。
階段をえっちらおっちら上って、私たちは封印の間についた。“ボルトマンの術書”もきっちりゲット。
あとは封印をといてピエトロを助けるだけだ。
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・こ、ここが封印の間?」
何百段とある階段を上り、私はばてていた。
「うん、マナを感じる・・・」
封印の間は視界が悪く、雲(霧?)で覆われている。そして雲が何かに吸い込まれるように消え始めた。
完全に雲がなくなると晴れた空が広がり、光の粒が何かを形成した。
それは派手な色をした鳥。ただ違うのは馬のような身体で、指先からは鋭い爪が見えた。
「アザトルだ、来るぞ」
ばっ!
アザトルは地面を蹴って、こちらを威嚇した。
「燃えちゃえっ、イラプション!」
ジーニアスが呪文を唱えると同時に、足元に溶岩が吹き上がった。
ぼこっぼこっと吹き上がる炎に弾き飛ばされ、アザトルは悲鳴を上げた。
「炸力符っ!」
しいなの札が散り、宙に舞ってアザトルの身体を地面に打ちつけた。
「フォトン!」
光が急速に集まりアザトルの動きを止めたが、大したダメージは受けていない。
だが動きを止めるだけでも十分だ。
「裂空斬っ!」
「やあっ!」
ロイドと私は同時にアザトルに斬りかかったが、ロイドの方が早かった。
私はワンテンポ遅れて斬りかかった。だが。
キシャアアアアッ!
声を荒げてアザトルが私に襲い掛かった。避けようとした。でも、間に合わない。
「!」
頭が、真っ白になる。死ぬのかな、と思った。
ぱり・・・・
変な音が聞こえた。すぐ耳元で。でもそんなことを考える時間もない。
そして、アザトルの爪が私の肌に触れる。
その刹那、コンマ1秒の時間。
ばりばりばりばりッッッ!!!
ギヤアアァァァァッ・・・!!
・・・・・・・・・はい?
へ? へ? 何が起こったの?
「っ!」
どおぉぉん・・・
大きな音を立て、黒焦げになったアザトルが倒れ付した。ロイドとジーニアスが心配そうにこっちに来る。
当の私は何が起きたのか理解できずに呆然と地面へ寝転んでいる。頭がボーとする。
ああ、空が青くてきれいだなぁ・・・・(遠い目)
「大丈夫? ケガない?」
「あー・・・えっと、何が起きたのぉ・・・?」
ボーとする頭だけを動かし(起きろよ)私はジーニアスに聞いた。
「ええっと、ボクにもわからないけど・・・の身体が光って、そしたら・・・」
「おそらくはこれのせいだろう」
いきなり横からクラトスが口を挟んできたが驚く気力もない。
クラトスはしゃがんで、私の耳に触れる。ちょっとドキリとした。
「あ・・・それ・・・」
クラトスは私の耳からイヤリングを外す。ハーレイにもらったイヤリングだ。
「・・・魔科学でつくられた装飾品だな。人間でも魔術が使えるようだ。ただし雷属性だけだな」
「何ぃ!? そーなの!?」
ちぃっ! そうとわかってたら色々やったのに!!(何を)
「装備者の精神力を消費しているようだな」
つまり。雷属性、エルフじゃなくても使えますみたいなアイテム?
「うわあ、すごいもんもらった・・・」
「あ!」
おや、封印が解ける?
・・・しかし立てねぇ・・・。仕方ないので私は寝転んだまま神託を聞いた。
内容は覚えていない。半分寝ていた気がする。クラトスにジト目で呆れたように睨まれた(当たり前だ)
「終わった〜?」
「終わったけど・・・いい加減起きてよ、」
「んー・・・」
よろよろと起きて立ち上がる私。
「コレット、大丈夫?」
「うん、平、気・・・」
平気と言いながらもコレットはひざをついた。
「コレット!?」
「・・・・・・・・・」
「?」
コレットは口をパクパク動かし、のどをおさえた。
「・・・声を失ったのではないか?」
「え!?」
クラトスの言葉に呆然とする私たち。コレットはロイドの手のひらに指で文字を書いた。
「ぴ、え、と、ろ、さ、ん、を、た、す、け・・・コレット・・・」
何を言いたいのか、ロイドはコレットの書いた文字を読み上げた。自分のことより他人のことを優先するコレットの姿が、なんだか痛々しい。
「先生・・・ボルトマンの術書にはなんて書かれてたの?」
「・・・ユニコーンの角よ。ここから東にあるユウマシ湖にいる白馬の力を借りるの」
「えっ? こっちではまだユニコーンが生きてるのかい?」
「へ?」
「あ、な、なんでもない」
しいなは慌てて口を閉じた。
「でも姉さん、ユニコーンは湖の底にいるんだよ」
「じゃ、潜っていけば・・・」
「息が続かない。不可能だな」
私の頭ひねって考えたプランをクラトスはあっさりと打ち砕く。
「方法は・・・なくもないよ」
しいなが決意をしたように言った。
「ウンディーネを召喚して、水のマナを操ればいいのサ」
「召喚って・・・どうやんの?」
しいなは黙り顔をうつむかせ、キッとした表情で顔を上げた。
「あたしが・・・・契約できればあたしが召喚できる」
リフィルはやや顔をしかめた。
「召喚士は・・・絶えて久しいと聞いたけど?」
「・・・・・・・・・」
それを聞いているのかいないのか、しいなは黙ったままだ。
「ウンディーネ・・・水の封印にあると聞いた」
クラトスがつぶやくと、リフィルがビクッと反応した。
「・・・たらいだな」
ロイドの言葉に私は静かにうなずいた。
―――――――――――――――――――
即断即決即実行。
私たちはたらいに揺られてどんぶらこ〜とソダ間欠泉へ向かった。
ちなみにただだった。神子一行というのがバレたらしい。・・・らっきぃ♪
嫌がるリフィルをたらいに乗せて、ちゃっちゃっと進む。
「とゆーわけで。私達、再び水の封印に来ました☆」
「誰に向かって言っている」
さあ、誰でしょう(微笑)
「ウンディーネ!」
しいながその名を呼ぶと、水の精霊が姿を見せた。思わず、その美麗な姿に見とれてしまった。
「我が名はしいな。ウンディーネと契約を望むもの!」
ウンディーネは静かに首を横にふった。
『このままでは契約できません』
「何で?」
私が聞くとウンディーネは静かに答えた。
『私はミトスと契約を交わしています。二つの契約を交わすことはできないのです』
「ちょ、ちょっと待っとくれよ! じゃあどうすればいいのさ!?」
・・・ミトス?ミトスって古代対戦の勇者だっけ?
「じゃあ、前にした契約をなかったことにすればいいんじゃないか?」
「前の契約者が死んでいるか、誓いを破っていなければ・・・試す価値はあるだろう」
しいなはこっちを向いて静かにうなずき、精霊に向き直った。
「我が名はしいな。ウンディーネがミトスとの契約を破棄し、あたしと新たな契約を交わすことを望む」
『・・・新たな誓いを立てるため、契約者の資質を問います。武器を取りなさい』
「た、戦うの!?」
ウンディーネの手には水でできているのか、青く輝く矛があった。やる気満々だな!!
「獅子戦哮!」
獅子の咆哮に似た音がして、ウンディーネは木の葉のように吹っ飛ばされた。そしてすぐに体勢を整え、ウンディーネは高く腕を掲げた。
「スプレッド!」
ぴちゃりと、地面から大量の水が発生し・・・爆発したかのように吹き上げる!
「のわっ!?」
私は水流一歩手前のところで転んだ。あ、あぶねー! 一歩間違えたらヤバかった!!
「生吸符っ!」
呪文とほぼ入れ替わりにしいなの符が散って、ウンディーネの生気を吸い取る。そのせいか、ウンディーネはただの水と化し、また淡い光を放ち人の姿となる。
『あなたの力を認めましょう。さあ、新たな契約を交わすため、誓いをたてなさい』
しいなはしばし考え、ちらりとコレットを見た。
「今この瞬間も苦しんでいる人がいる。その人達を救うことを誓う!」
しいならしい誓いだ。
それにウンディーネは優しく微笑んだ。
『わかりました、では私の力をあなたに・・・』
ウンディーネはひときわ大きく青く輝くと、しいなの手に吸い込まれた。しいなの手のひらには淡い光を放つアクアマリン。
「やったね、しいな!」
「あ、ああ・・・」
コリンがそう言うと、しいなはぎこちなく微笑んだ。
「政令と契約できたし・・・早くユニコーンの角をもらおう!」
そして私たちはユウマシ湖へと向かった。
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