欲しいものが手に入らない事と
欲しくもないものを押し付けられた事と
どちらが不幸なのだろうと考える事態が不幸だ
夜空を流れる流れ星
祈りを捧げれば、願いは届く
心から愛した人に捧げる言葉
それは、ただ一つの真実
人の温度が上昇する過去
人のモラルが下降する現在
願い、祈り、夢見て、ここまできた
どこまでの犠牲を築けば、望みは叶う?
痛みを感じて、人と繋がってきた
苦しみを刻んで、人と関わってきた
復讐という甘美な罠が襲い掛かる
その先にある場所は、一つ
地獄と名づけられた、陳腐な世界の果て
咲き誇る花は、いつか散る
降り注いだ雫は、いつか消える
時の秒針が、盤の数字をさした時
今日が死んで、明日が生きる
溢れた感情は、単純すぎて
止めずに枯れるまで、吐き出せば楽になる
ふわりと浮く身体を、流して
目を閉じて、君を思う
何も気付いていないくせに、目に見える事実だけが絶対と信じる愚か者
秩序どころか、自分すらも守れない
力があろうと、なかろうと
それは綺麗事と、偽善で片付けられる
だから世の中は不公平だ
殺意に近しい感情、それは愛憎
酷薄に遠い感情、それは思慕
苦しみから逃れ、痛みから逃れ
残ったのは、空虚な容器だけ
暁の大地は、青い炎に照らされて
甘い誘惑を振り切って、赤い花弁を散らす
今までを後悔する程、ヒマでもないし
「いつか」なんて言葉、期待するほどロマンチストじゃない
うしろめたい隠された事実
裏面はいつも闇にあるなんて、誰が決めたの?
永遠に続くと思ってた、あの懐かしい日々
笑顔が残った机の行方は、一生のナゾだ
オールド・ミスなんて称号、上等
遅く咲き乱れる花ってのもアリでしょ?
枯れ果てた感情に水をください
帰る道を一緒に歩いてください
きっと、いつも、絶対にと繰り返して
奇跡を待ち続けていた
暗い家屋に、たった一つの灯
くちびるのルージュの彩りだけが鮮烈
月下美人の咲く、午前2時の真夜中
獣のように互いを求め合った
恋に討論、理論、理屈は不要
拳でやりあえば、なんとかわかるでしょ!
砂漠の下を、気まぐれに迷いながら彷徨う
最後の日が来るまで、旅に終わりなんてない
G線上のアリアを奏でて、飛び、泳ぎ、舞い、踊る
幸せだけが、悲しいまでに縋りついて
素足で海辺の貝殻、集めて
ずっと、ずっと一緒だなんて、ただの幻想に過ぎないんだ
千の夜と、万の命を携えて
千の昼と、万の蝶を引き連れて
その日から姿を消したキミ
空の下で、ただ生きていて欲しかった
体温を消えないように保って
鬣を風になびかせて、戦って
地平線の向こう、水平線の果て
小さな宝物が眠りながら、誰かを見てる
追憶が終わる事のない夢物語
月夜の中を、羽で飛ぶ
出会い、別れ、そしてまた出会う
手をつないで、怖くないと自分に言い聞かせる
吐息を、気付かれないようにして
どうかしてるバカな思いに、さよならする
涙色の歌を何度も聴いて
懐かしいと呟き、明日を目指す
西に沈み、黙して語らぬ黒い太陽は
虹に憧れ、嫉妬すら覚えていた
盗まれたのは純情のカケラ
濡れていたのは手のひらの未練
願いは月に、祈りは星に
眠り続ける民には、せめての安らぎを
望むものは多すぎて、全て堕ちていく
ノルスタジィ感じて、目覚めを待つ
戻る